予防歯科
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00-12:00 | ● | ● | ● | / | ● | ★ | ▲ | / |
14:00-19:00 | ● | ● | ● | / | ● | / | ▲ | / |
予防歯科
むし歯・歯周病の理由は1つだけではありません。お口の中の汚れ、歯並び、菌の量、だ液の質、生活習慣など、お一人おひとり異なります。当院はだ検査を行い、歯科疾患の根本的な理由から改善を目指します。治療のためではなく、予防のために、歯科医院を活用しましょう。
1960年代にカイスという研究者がむし歯のメカニズムを提唱した「カイスの輪」。歯・菌・糖質、3つの条件が重なった時に、むし歯が作られること世に提言しました。現在は、カイスの輪に時間の概念をプラスした「ニューブランの輪」が、むし歯のしくみとして主流になっています。
お一人おひとりのむし歯リスクを明らかにし、
そのリスクに応じた予防プログラムを実施します。
むし歯になりやすい体質という言葉を耳にしたことはございませんか?その漠然とした「なりやすさ」の正体を知る方法の1つにだ液検査があります。当院では患者さまお一人おひとりのだ液を検査し、だ液に含まれる細菌の種類・量・質などを数値化します。検査結果をもとに予防プランを作成し、予防ケアを行っていきます。
だ液の分泌量には個人差があります。
酸性に傾いたお口を中性に戻す能力を調べます。
お口の中にいる細菌の種類や量を検査します。
むし歯菌の原因菌として、代表的なミュータンス連鎖球菌とラクトバチルス菌。どちらも酸をつくり出す細菌です。まずはこれらの菌がお口の中にどのくらいいるか検査で確認し、結果に合わせた効果的な予防医療を行いましょう。
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菌の種類 |
ミュータンス連鎖球菌 |
ラクトバチルス菌 |
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特徴 | ||
侵入経路 |
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歯面への 定着度 |
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菌の役割と 特徴 |
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効果的な予防 | ||
ホームケア |
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予防医療 |
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PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具や薬剤を使用して行う、特殊なクリーニングです。セルフケアでは落ちにくいバイオフィルムや歯周ポケットの中の汚れを除去し、歯の表面を磨いてツルツルにします。仕上げにフッ素を塗布して抵抗力を高めます。
歯みがきで落とすことが難しい非水溶性の汚れを除去します。
歯周ポケットの中の汚れや歯石を除去し、歯周病の早期発見や早期治療につながります。
歯の表面をツルツルの状態に研磨し、細菌が付着しにくく、汚れが落ちやすい歯にします。
仕上げにフッ素を塗布します。歯質の強化や酸産生能の抑制、再石灰化の促進が期待できます。
TBI(Tooth Brushing Instruction)は、専門知識をもったスタッフによる正しい歯みがきのアドバイスです。鏡を見ながら歯みがきを行ったり、プラークチェッカーで、みがき残しを視覚的に把握します。正しいブラッシング方法を身につけ、プラークフリーを目指します。
プラークチェッカーで汚れを視覚化
歯ブラシの持ち方・動かし方の指導
手鏡や模型を用いて視覚的に指導
歯みがきをする時に、むし歯になりやすい場所を意識してみがくようにすると、より予防効果がアップします。ブラシが届きにくい場所、だ液に触れる面積が少ない場所など、歯垢が溜まりやすい場所を覚えておきましょう。
プラークコントロールはデンタルケアに限ったことではありません。毎日の生活習慣やお食事内容などを見直すことでプラークフリーを目指すことができます。歯科衛生士と一緒に現在の生活を振り返りながら改善点を見つけていきましょう。
お食事によってお口のpH(水素イオン濃度)が変化する様子を表した「ステファンカーブ」。ふだんお口の中はだ液によって中性(約pH7)に保たれていますが、飲食をすると数分で酸性に傾いてしまいます。 歯はもともと酸に弱く、お口の酸性度がpH5.5を超えると歯のエナメル質が溶ける脱灰が起こります。そのままではむし歯になってしまいますが、だ液のもつ中和作用でお口の中がゆっくりと中性に戻り、歯の再石灰化が促される仕組みになっているのです。 ダラダラ食べや間食が多いと、再石灰化が追いつかず、歯が溶けたままになってしまうので、お食事の間隔をしっかり空けるなどして、再石灰化を促すように心がけましょう。
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歯列矯正はビジュアルの改善が目的というようなイメージがありますが、歯並びが乱れていると、正しい歯みがきが行えず、歯科疾患のリスクが高まる可能性があります。矯正治療により歯列を整えることで、噛む機能の向上や、むし歯や歯周病を遠ざける効果が期待できます。
大人もこどもも効果的にむし歯を予防できるフッ素塗布。フッ化物を歯面に塗るだけで、歯質の強化や産生される酸を抑制してくれます。歯科医院では家庭用よりも高濃度のフッ素塗布が可能で、より効果的な予防効果を発揮してくれます。
フッ素の 種類 |
濃度 | 持続期間 | 予防効果 |
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歯科医院用 | 9,000ppm 程度 |
約3か月 | 歯面から 常に徐放 |
家庭用 | 500~1500ppm 程度 |
数時間 | 一時的にだ液中に増加 |
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お子さまを連れての歯科医院デビューに「早すぎる・遅すぎる」ということはありません。気になった時にいつでもお越しください。口腔機能の獲得は生まれた時から始まっています。歯が生える前でも、むし歯予防に役立つお話や、お口育てについてアドバイスいたします。
お子さまの歯が生え始める生後6ヶ月ごろから、デンタルケアや離乳食、生活習慣など、お口育てに役立つお話をいたします。保護者の方にむし歯や歯周病がある場合、お子さまへの感染リスクを軽減するためにも積極的な治療をおすすめしています。当院はマタニティ歯科も行っておりますので、妊娠中も安心してご来院ください。
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生まれたばかりの赤ちゃんのお口にむし歯菌が存在しないことをご存知ですか?むし歯は、周りの大人の飛沫やだ液を介して赤ちゃんへと菌が広がるため、感染症と捉える考え方もあります。お子さまの歯を守るために、ご家族も一緒に予防や治療を積極的に行いましょう。
ストローやカトラリーなど、口をつける物の共有はできるだけ避けましょう。
お食事はあらかじめ取り分ける習慣をつくりましょう。
ご家族みなさまでデンタルケアを徹底しましょう。
お子さまが1~2歳の頃は保護者の方へ、仕上げみがき方法や、ご年齢に適したデンタルケアについてお話ししています。3歳頃からはお子さま自身へ、歯みがき方法やむし歯予防のお話などを分かりやすくお伝えしています。
年齢に合った濃度のフッ素入り歯みがき剤を利用しましょう。
高濃度のフッ素ケアで日常的な予防をしましょう。
キシリトールや歯垢の産生を抑制する効果があるタブレットなどを取り入れましょう。
現在、家庭用デンタル用品のフッ素濃度は1500ppmまで認められていますが、お子さまの年齢に合ったフッ素濃度の商品をお選びください。
0歳~2歳まで | 500~1000ppm |
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3歳~5歳まで | 1000ppm |
6歳~成人まで | 1500ppm |
自分で行う歯みがきがメインになるため、むし歯に注意が必要です。歯の生えかわりも盛んで、歯並びやかみ合わせのチェックも定期的に行いましょう。永久歯に生えかわる前は「咬合誘導」や「予防矯正」で対応できることも多く、抜歯をしない矯正治療も効果的です。
みがき残しや、むし歯のリスクが高まります。
不正な歯並びや、歯の生え方に注意が必要です。
口腔機能の改善で正しい発育を促しましょう。
お口の状態チェックとむし歯・歯周病の基本検査を行います
むし歯の有無や進行度、被せ物や詰め物の状態、歯周病の基本検査など、さまざまな角度からお口の中をチェックします。
検査結果の説明と予防プランのご提案
お口の検査やだ液検査の結果をご説明します。結果に合わせた予防プランをご提案し、治療が必要な場合、治療と予防を並行して行っていきます。
予防医療に加え、必要な場合は治療を行います
予防プログラムの主な内容
歯科医院で定期検診を、ご家庭で予防ケアを継続して行います
歯科医院でプロによるケアを受けたあとは、ご家庭でセルフケアを行っていただき、予防効果を定着させましょう。予防は継続して行うことが大切です。歯科検診と予防ケアを定期的に行いましょう。
まずはご予約ください!
3ヵ月先までのご予約を承っております。
定期検診・歯科クリーニング・フッ素塗布などもお気軽にご予約下さい。