口腔内スキャナー

より快適で高精度な矯正治療のために

適切・効果的なマウスピース矯正を行うための装置作製に必要不可欠な「歯の型どり」。

3D光学スキャナー「iTero」を使用して、より高精度で快適な型取りを行っています。

　かとう歯科では、お口の中を機械でスキャンするだけで精密な型が取れる、便利な3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」を導入しております。iTeroは、マウスピース矯正「インビザラインシステム」のために開発された技術で、患者様の負担が少なく、精密で正確な歯型が採取できます。

　従来は、歯型を採るのに大きな型枠をに喉の奥まで流れやすい材料を、お口の中いっぱいに入れて苦しい思いをすることもありましたが、iTeroにより、これまでとは比較にならないほど、快適、精密で、スムーズな型どりを進めることができます。

従来の型どりは固まるのに時間がかかることや、のどの奥に材料が流れてしまい、苦しくなってしまう方もいらっしゃいました。iTeroなら、スキャナーを歯に当てて撮影するだけで、正確な歯型をとることができるので、従来の型どりと比べるとはるかに快適です。スキャナーであれば、失敗することもありませんので、型どりのし直しで嫌な思いをすることもありません。

　iTeroにはシミュレーションソフトが入っているので、治療開始前にコンピュータ上で治療の最終イメージを見ることができます。このようなことは従来の矯正治療法ではできなかったことです。

　精密なスキャニング技術でデータの精度が上がり、マウスピースの精度も上がります。

　これにより、従来の型どりで歯型を採得する治療に比べて、精密な型が取れるので、より歯にフィットしたマウスピースが完成し、それが治療の精度にも影響してきます。

　iTeroにより、インビザラインのマウスピース作製が早くできあがります。従来の方法で採取した歯型は、海外に空輸する必要があり、マウスピースが出来上がるまでに時間がかかりました。iTeroならスキャンしたデータで送ることができるので、従来の方法よりも1～2週間程度も早く治療をスタートすることができます。

　iTeroから放出される光は、レントゲンのような放射線ではなく、安全で体に害がないものです。　また、口の中に入るスキャンの先端部分は患者様ごとに毎回交換しますので、院内感染の心配もありません。